皆さんこんにちは！

稲城市矢野口にありますアメリア稲城ショッピングセンター２FのF.C.C.よみうりランド整骨院です！

本日は成長期の中で最もみられるオスグッドについてお話ししていきます！

オスグッドとは…

太ももの前面にある大腿四頭筋が、成長しきっていない膝のお皿の下骨の一部（脛骨粗面）を引っ張りすぎることで成長軟骨を剥離させてしまい、痛みや腫れが起こる疾患です。

原因

2つの要因が重なることで発症しやすいです。

①未成熟な骨が多数存在する成長期

小学高学年～中学生になると、クラブ活動や部活動などこれまでに増して熱心にスポーツを行うことも多くなります。
この時期は、ちょうど男の子の成長期に重なり、急激に軟骨から骨へ変わり、身長が伸びる子も少なくありません。

しかし、筋肉や腱などの軟部組織は、骨と同じように成長できないため、成長期は太もも前面にある大腿四頭筋の柔軟性が低下して硬くなります。

また、成長期の子供たちの骨には、骨が成長するのに必要な新しい骨（骨端核）が沢山存在しているため、比較的強度が弱い状態です。

②膝の曲げ伸ばしの動作をやりすぎて軟骨に負荷をかける

膝を使う（曲げる・伸ばす）動作は、太もも前面にある大腿四頭筋および付着する膝蓋腱が脛骨を引っ張ることによって行われています。

上記2つの要因が重なり、成長期に太ももの前の筋肉や付着する腱が、繰り返し脛骨を引っ張り過剰な負荷をかけることで、未熟な骨や軟骨の一部が剥がれてしまい、痛みや腫れが生じてしまうのです。

治療法

応急処置としてお皿の下の骨に痛みや腫れを感じたら患部自体を冷やしましょう。

目安としては15〜20分程冷やしてあげましょう。

初期段階でしたら運動量を減らしていけば良いですが重度のものになれば運動は禁止し安静にしていることが一番になります。

症状を悪化させないためにも太もも前面にある大腿四頭筋のストレッチ、マッサージを行っていきます、それでもまだ痛みが気になるようだった超音波治療やテーピング、オスグッド用のサポーターなどで固定装具なども使用するのは効果的です。

オスグッドやその他の症状で気になることがあればお気軽にご相談ください！

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